はたら・く【働く】

の解説

［動カ五（四）］

1. １ 仕事をする。労働する。特に、職業として、あるいは生計を維持するために、一定の職に就く。「朝から晩までよく—・く」「工場で—・く」「—・きながら資格を取る」

1. ２ 機能する。また、作用して結果が現れる。「薬が—・いて熱が下がる」「引力が—・く」「機械がうまく—・かない」

1. ３ 精神などが活動する。「知恵が—・く」「勘が—・く」

1. ４ 悪事をする。「盗みを—・く」「不正を—・く」

1. ５ 文法で、用言や助動詞の語尾が変化する。活用する。「五段に—・く動詞」

1. ６ 動く。体を動かす。

   1. 「死にて六日といふ日の未 (ひつじ) の時ばかりに、にはかにこの棺—・く」〈宇治拾遺・三〉

1. ７ 出撃して戦う。

   1. 「オノレワ戦場ニ出テ楯矛 (たてほこ) ヲ取ッテワ—・カネドモ」〈天草本伊曽保・陣頭の貝吹き〉

[補説]「働」は国字。

[可能]はたらける

類語

• 勤める(つとめる)
• 労働(ろうどう)
• 勤務(きんむ)

関連語

• 勤労(きんろう)
• 勤続(きんぞく)
• 仕える(つかえる)
• 立ち働く(たちはたらく)
• 勤まる(つとまる)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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